従来,設計は人間だけが行い得る高度に知的な行為であると考えられてきたが,近年の人工知能研究の発展によって,それを支援する知的なシステムの構築が可能であることが明らかになってきた.我々はますます複雑化する材料設計過程を支援するために,人間の設計過程のモデル化とそれに必要な人工知能技術の検討を行ってきた.本研究課題では,これまで行ってきた検討結果に基づいて青色レーザ開発のための III-V 族ナイトライド半導体を当面の対象とした支援システムの設計,開発を行っている.
想定する利用者は第一原理に基づく理論計算を用いて新しい化合物半導体の設計に従事する専門家である.専門家の代わりに設計するのではなく,理論計算による物性予測と専門家自身の直感に基づく試行錯誤を伴う探索を効率化することを目指す.Internetを介して共同利用することを前提として,利用のされ方を事例として蓄積して性能を向上させる機能も付加する.
システムの入力画面

システム構成